今年の秋は読書の秋にする気満々のみま(@mima_v)です。
でも小説は極力避けてビジネス書や技術本の秋にする予定です。
書籍「人を動かす」を読了しました。
こういったビジネス書って、普段なかなか手が出ません。
すすめられて買ったは良いものの、1年以上積本と化していました。
でも、「読み進めるの大変そうだな」と、思いつつ読み始めた途端、衝撃を受けて目が離せなくなりました!
この本は心理学の本です。
心理学科で学んだ言葉・文章が盛りだくさんでした。
では、一度学んだことなのだから新しく得ることはなかったか?と言われると、そんなことはありません。
むしろ、得ることだらけで非常に面白く読み終えました。
以前専攻していた心理学では、「本能」や「思考の偏り」について学びましたが自分とは違うなーと思って流して聞いていました。
しかし、この本は具体的な、しかも心にグッと食い込んでくるストーリーを通して説明が書かれているのでスッと自分の中に入ってきます。以前はそんな人も世の中にはいるんだな程度に聞き流していた内容でさえも。
人を動かす=洗脳・威圧的・騙し合い
そんなイメージを持つ方も少なくはないでしょう。
実際私も、読む前までは「人をこういう風に騙して自分の思い通りに動かすんだよって本だったらどうしよう・・・」
と非常に失礼ですがほんの少しだけ懸念していました。
でも、この本はそういった本ではありませんでした。
仕事や結婚生活など様々な実例が出ていますが、「対立した相手でも仲が壊れない方法と、 その考え方を学べる」本、
少し伝え方や態度・言葉を変えるだけで相手の考え方を良い方へ持っていけるハウツー本です。
どんな人がこの本の対象か
みんなだと思います!
みなさんどなたでもためになる本です。
特に心理学生に読んで頂きたいです。
こういった知識を持って授業に挑めば、きっと、より楽しくなる・・・はず?
以下、印象に残ったことなどを自分の経験を思い起こしながらメモします。
批判されると防御態勢をしいて自分を正当化させる
それがどんなに自分が間違っていたとしても、認めたがらないそうです。
私は逆に、認めてしまう方なので認めたがらず嘘をついて正当化したり、
事実がねじ曲がることがなぜ起こるのかいまいち分かりませんでした。
でも、防御態勢でそういう風になっているのですよね、人って。
勉強になります。
お世辞は、偽物である。
この言葉に心から共感します。
マイナスな出来事であっても物事をプラスに捉えて褒めるのは分かります。
ただ、明らかに顔が否定的な表情をしつつ声を大にしてお世辞を言われると・・・逆効果ですよね。
まずは褒める
これ、実践してた時期がありました。
「注意する時とか、急に言われるとムッとなるからまずは褒めてから言うといいよ。」
そうアドバイス頂いて。
「○○なところ素敵だよねー、こうだしね!!でもね、、、ここはちょっとこうして欲しいな」
とかやってました。
一時期親しい人にそうしてましたが、親しいからこそ教えてくれました。
私の言い方は逆効果だと(′︿‵。)
「せっかく褒められても批判されたら持ち上げられた分さらに気分悪い!」とね
遠回しに注意を与える
何が逆効果だったのかな?と思っていました。
〜”しかし”ということばを聞いた途端、今の褒め言葉がはたして本心だったのかどうか疑いたくなる。結局は批判するための前置きに過ぎなかったように思えてくる。信頼感が鈍り〜
この引用の通りです。
説明だけでなく、実際にこう言えば良いなど例が書かれているのが嬉しいです^q^
幸福な家庭をつくる七原則
最後の方では結婚後について実話を元にしたお話がありました。
結婚生活をダメにし人生を崩壊させる悪い例が自分の事にしか思えず、うぐぐぐぐ。
いや!違うんです!違うんですよ!!
ダメだと分かっていて抑えているんですが元が強くて抑えきれず少しだけ表に出ちゃうんです。
小うるさい性格がヽ(*°д°)ノ
どうやったら小うるさくならないか。
この本から学んだことを元に少しずつ実践にうつれたらなーって思います。
この本を通して気になったこと
成功者として挙げられているのは男性が多いです。
もちろん女性の方もいますが、「夫に対する振る舞い」などです。
女性がこの成功例をことごとく実行したら「自分に気がある」って勘違いさせまくりだと思います。
どうなんでしょうか、これは私がまだ完全に理解出来ていないからなのでしょうかね?
私は、自分を守るためには適度な毒を放つのも必要だと思っています。
毒というか、相手の反応に応じてはっきり言うとか・・・
また、昔の事例が多く今とは少し時代が違うところも気になりました。
そんな私のような人のためなのか、「人を動かす2 デジタル時代の人間関係の原則」出てるようです。
これは読むしかないですね!!!
Kindle本があれば速攻買ったのですがまだ出ていないようです。
読むなら紙媒体で♪