地域ブランディング実例集 – 地方創生のトップランナーに学ぶ地域に生かせる事例 - を読んで


本書では、徳島県神山町のサテライトオフィスや奈良市のコトコトなどプロジュースした仕組み、外国人観光客が殺到する理由などについて書かれています。

地方に根付く昔ながらの特性・特徴を今の人たちに響く形にパッケージし直す。

文章にするだけなら簡単ですが、実はこれがすごく難易度が高いです。

地方にいると、自分の慣れ親しんだ地域の「良さ」に盲目になることがあります。
理由は様々で、他を知らないから気付かない場合もあるし、悪い面も知っているから悪い点として捉えてしまっていたり、他の地域にも似たようなものがあるから意識が向かない場合などなど。
この本には、様々な視点による事例が掲載されています。頭を柔らかくし別視点を持つことが重要なんだなと感じました。

この本を読んで

移住計画に携わっている人、東京と地方の架け橋になるために古民家回収をしている人など私の周りの多くの人が地方創生に携わっています。
私は福岡と東京を行き来したりしていたものの、地方創生には抽象的なイメージ「地方で楽しいことをして人が集まってくる」くらいしか持っておらず・・・。
そんな私がこの本に興味を持ったのは、とある経験がきっかけです。

北海道の中でも雪が降り積もる雪雪雪なところに行き、餅つきをしました。餅つきメンバーは雪国メンバーとそれ以外が半々くらい。
餅つきを終えて気付いたのは、集まったメンバー全員が餅を食べることを目的としておらず突くことを目的にしていたこと。

体験することが目的

事例集にも地域を生かした空間デザインからコミュニティ作り、面としての良さの押し出しなどが書かれています。
「体験」を売るという新しいソリューションに昔ながらの伝統を融合させる「時代」がこれからきっと来るでしょう。

この記事は、積読本 Advent Calendar 2017 22日目として書いています。