2014年になりました。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくです。
2013年はWeb APIハッカソンという勉強会を共催しました。
どんな作品が出来上がったかはこちらをご覧下さい。
作品一覧 | WebAPI Hackathon
ハッカソンを通して感じた「ここが面白い!」なポイント、注意点、これからについてなどをまとめてみました。
ハッカソンで作ったもの紹介
1回目に作ったサービス
<動画に関連したインスタグラムの画像を表示させるサービス。>
デザインとコーディングを担当させて頂きました。
Bootstrapに慣れたいと思っていたのでこれを機に使ってみました。
普段「これ試してみたいけどまとまった時間がなかなかとれない」ってこと、多くありませんか?
あれもやりたいこれもやりたい。でも優先順位が・・・
ハッカソンで試してみましたヽ(*´∀`*)ノ
もちろん、事前に概要を把握し知識は入れ少しだけコーディングはやってみておきましたが。
ハッカソンの時にがっつり手を動かしました。
他にはエンジニアさんの要望でSlimやHamlを使ってコーディングしたこともあります。
これは、エンジニアさんと一緒の言語を使うことでお互いの成果物を合わせやすく、そうすると作ったものを一つにする際のミスが減ったり、時間短縮にも繋がります。
プログラマーさん目線では、使ってみたいAPIを試すチャンスでもあります!
デザインはデザイナーさんがやってくれるので、実装に集中出来ます。
下記サイトは色々な方の作品を見ることが出来ます。
以前、まとめました。
思わずWeb APIを使った「何か」を作りたくなる★Web API紹介 | Mima Design Memotto
2回目に作ったサービス
<気軽に動画を閲覧出来る(自動再生&自動次のやつ再生)サービス。>
デザインとコーディングを担当させて頂きました。
前回、PCの音がうるさく動作も重く作業効率がとっても悪かったので、
ファンを冷やす扇風機みたいなのを持って行きました(笑)
あとは、終了時間よりうんと早く終わるように頑張ってみたり。
(早く終わるようにやっても結局はギリギリになるんですよね。バグがあったりとかで。)
3回目に作ったサービス
Webアプリ「Backlog Kanban」のデザインを担当させて頂きました。
これは、プロジェクト管理ツールBacklogのAPIを使い、
タスクをカテゴリーごとに分けられるものです。
未処理から処理中に変更すると、タスクページにも反映される優れもの!!
注意点
時間
最後の最後で、ギャー、デプロイ出来ない?!とか、ここおかしかったー!とかとか色々あるもんです。
バッティングの怖さ
これは、Gitを使って共同開発しやすい環境にすることをオススメします。
でも、慣れていないと思うようにいかないので、使いたい方は事前にご準備を・・・!
事前準備も忘れずに
調べたり環境構築に時間を費やすのもハッカソンの趣旨とはズレるので事前に準備しておいた方が良いです。
※強制ではないですし、出来ないなら出来ないで問題ないですよー
あくまでも、「出来る範囲内&やりたい範囲内で楽しく♪」です。
個人的に、準備しておいて良かったと思うのは、上に挙げてるGitやFBアカウント、あとは参考になりそうなサイトのブックマークや本とかです。
インデント設定
タブvs.スペース
これは、ハッカソン中ではなく、同じ主催者さん&運営者さんとハッカソン用のサイトを作っていた時に起きました。
slimを使ってGitでゴリゴリやっていた時、問題が起こったんです。
そもそも、slimとは何か。
Rubyのテンプレートエンジンで、HTMLを生成するためのマークアップ言語。
インデントで構造を作ります。
こんな感じ。
#content
div id="ideas"
p style="clear:both;"
hr
h2 Comment Area
Sassのようにぱっと見で構造が分かる書き方です。
問題はお互いのインデントが違ったため、Slimで思うような構造に出来ずページが崩れました。
Gitでコミットする度にどんどん崩れは悪化し、少し修正しただけでは思うような表示にならなくなりました X(
便利で使ったのですが思わぬ落とし穴。
これはSlim以外でも起こりうることですね。
Slimを使わないにしろ、お互いの設定は合わせておいた方が良いと学びました。
ここが面白い!なポイント
やってみると意外と出来ない
普段、自ら進んではやらない分野、いつもの仕事とは違った方向性で作ることがあります。(※1)
自分の知らなかった苦手分野や勉強不足を感じることもあります。
自分の中の引き出しが整理出来ていなくて時間がかかったりなども。
自分に足りないものは何か
それを得るためにはどうすればいいのか。
そんな気付きのきっかけになります。
環境や関わる人が普段と違うからこその気付きです。
(※1)ここは、組む人とどういったものを作りたいか話し合って決めて貰います。
これからについて
Web APIハッカソンを数回開催しました。
途中から、運営者が増えたり参加者にプランナー枠が増えたりと面白い方向に変わり始めました。
これはこれで面白いのですが、私がやりたいハッカソンとは別進路になったので別途ハッカソンを開催することにしました。
こんなハッカソンをやりたい
私はと言いますと、もっとアットホームなハッカソンに出来ればと思っています。
具体的にアットホームなハッカソンって何よ?
WebサービスやWebアプリを作るとなると、Webデザイナーとプログラマーが必要なのかなってイメージがあります。
そんなイメージを取っ払い、Webデザイナーじゃなくてもいいじゃない。
グラフィックデザイナーでも、ロゴデザイナーでも、イラストレーターでも何でもいいじゃないか♪
その代わり、グループで作品が出来るように、コーダーさんやプログラマーさんなどうまくチームを組めたらいいなと私の方で調節致します。
参考本たくさん持ち込みOK
インスピレーションも大切ですし、普段見てる雑誌や本などを持ち込んでもOKです。
「私はこれが出来ないから参加できないかなー」な方でもなるべく参加しやすいように、はじめてのハッカソンとしてます。
※「はじめての」と付きますがWeb初心者さんを対象にしているわけではありません。
何でもは出来る必要はありません。出来ることが出来てれば良いんです。
一日で完成出来なくてもOK
デザインって、インスピレーション大事です。
その場で時間内で作り終えることに重点を置きすぎると、自分の納得のいかないもので完成になってしまう場合も。
そんなのイヤですよね。
だからこそあえて、一日で完成させることは強要しません。
ただ経験から言いますと、周りに同じことをやっている仲間がいる時に一気に作っちゃった方が完成しやすいです。
なので、一日で完成させるのも良いし、後で足していって完成させるのも良しとします。
決して「後回しOK」という意味合いではないことをご理解下さい〜
やります
1人で勉強会を開催するのは初めてなので、行き届かないことも多々あるかと思いますが参加して下さる方にとって持ち帰るもの&得るものが何かしらある素敵なハッカソンになるように尽力致します。
そんな感じでやりますんで、どうぞよろしくお願い致します;D
ハッカソン : ATND