一歩先にいくwordpressのカスタマイズがわかる本を著者の方から献本いただきました。ありがとうございます!
すごく分かりやすくまとまっていて、初めての人でもすでにWPでサイトを作っている人でも、読んでためになる本だなと感じました。
私も散らばっていた知識が頭の中で、ストーンと整理できました♪
この本の構成について
- テスト環境とインストール
- WordPressのテーマの基本を理解する
- WordPressサイト設計図を作る
- 固定ページを作成する
- ブログを作成する
- 画像の管理と活用方法
- カスタム投稿タイプとカスタム分類を作成する
- カスタムフィールドを利用する
- カスタムメニューを利用する
- ウィジェットを利用する
- WordPressループを活用する
- ユーザーとのコミュニケーション
- サイトの使い勝手をよくする小技
- 効率よく運用するヒント
- 運用とトラブルシューティング
- すぐにできるパフォーマンス改善とSEO対策
まずはWP初心者の方におすすめな理由について書きます。
初心者にもおすすめな理由
- 図がたくさんで視覚的に理解しやすい。
- どのように分類し決めていけば、無駄のない構造のテーマを作れるかがわかりやすく書かれている。
- 正しい表示ばかりではなく、あるあるな記述忘れやミスについても「これをしないとこんな表示になります」の説明がある。
- コメント欄を非表示にするためには「これだけだと不十分でスパムコメント防げません」と非常にためになる注意書きがあったり。
- 出力されるHTMLの例もあり、どのCSSのclassにデザインを適用すれば自分の作りたい見た目になるかイメージできる。
- デフォルトでできないこと、プラグインによってできることが書かれている。
- 初めての人にはちょっと難しいカスタム系の説明も丁寧!
初めて触るツールで「あれ、これってデフォルトでできない仕様?やり方あるのかな?」ってことありませんか。
いろいろと検索をしてデフォルトでできるけど制約があったり、その制約に気付かずつまずいていたり無駄に回り道をするなど誰しも経験があるのではないでしょうか。
本書はカスタマイズの方法が体系だって書かれているため頭の整理ができて、抜けてる知識の発見や効率的なカスタマイズの再認識をすることができます。
クライアントワークでよく挙がる要望に基づいた制作方法
「デフォルトでは出来ないこと」それに対してお客さんからの要望にどのように作れば良いかが書かれています。
たとえば、
- 特定の投稿タイプでのみアイキャッチ画像を表示させる方法や画像サイズの分け方
- 関連ページを表示する3つの方法とそれぞれの設定方法と特徴について
- お問い合わせフォームで確認画面を表示するプラグインの紹介
- 編集できる範囲をお客さんによって変えたい、権限を細くしたい場合
- ページによってタイトルのデザインを変えたい時などの簡単な方法の紹介
私は、ブログのテーマ作りやすでに導入されたWPテーマのカスタマイズの経験が多く、クライアントワークでよく挙がる依頼は想像でしかイメージが湧きませんでした。このようにカスタマイズ方法がまとまっていると非常に助かります!
効率的で無駄のないカスタマイズ方法
WordPressはカスタマイズしようと思えば様々な方法があります。
表面的にできてるように見えても実は穴があることも。
そのやり方は後々問題になりませんか?
バージョンアップで崩れたり上書きされる手の加え方になっていませんか?
この本で一度、自分の作り方が崩れやすい作り方になっていないか、もっと良い制作方法がないかを再確認することをお勧めします:D
余談
数年前、まだWPでブログを始めたばかりの頃。
WPの勉強会にて、著者の一人・相原さんのオリジナルテーマ作成方法のセッションを聞いて「なんて分かりやすいんだ!私もテーマ作るぞー!」と意気込んだ時のことを思い出しました。
わかりやすいセッションの方の本はやはり分かりやすいですね!
いつの日か・・・私も本を出版してみたいです(*´∀`*)