CONTENTS
1 WordPressを知ろう
2 Webサイトを作るための準備をしよう
3 実際にWebサイトを作ろう
4 WordPressを表示しよう
5 WordPressテーマを作ろう
6 コンテンツを作成しよう
7 納品前の実践Tips プラグインを活用しよう
8 サイトを公開しよう
APPENDIX トラベルシューティング&FAQ
この本の対象
・HTML/CSSの理解があるこれからWordPressのテーマ作りを学ぶ人
・マークアップはできるけど、WordPressはこれから勉強の人
・Webのディレクター
・WordPressに少し触ったことがある人
・もう品までの一通りの流れを把握したい人
この本について思ったこと
WordPressでは自動的にidやclassが付与されたりしますよね。知らずにマークアップして更新性の低いテーマになり後から一括置換して手間がかかった・・・とかありませんか?
マークアップする時に意識すべきポイントと、その後コーディングしたファイルをどのようにしてWordPress化するか視覚的にわかりやすく書かれています。
はじめてのWPテーマ作りを行う方でもこの本を読めば流れを把握することができるでしょう。
ヒアリングについてや要件定義、フレームワークについても詳しく書かれているのでこの部分は特に制作経験のないWeb系ディレクターにぜひ一度読んでほしいですね。
私が会社勤めで、ディレクターさんがweb制作経験のない方だったら、自信を持って「すごくオススメなのでここからここまでだけでも読んでみてください(ハート)」てお渡ししますね。もちろん制作経験のあるディレクターさんにもオススメです。
WordPressはスパム対策や自動Backup、Google Search Console、検索エンジン用のXMLサイトマップなどWeb制作で必須な作業をプラグインで行うことができます。その作業方法もキャプチャ付きで説明されています。
また、本番環境への公開方法やトラブルシューティングについて、わりと突っ込んだ部分も解説されているのは非常にありがたい。
画面が白くなるなどWordPressではあるあるですが、そんなトラブルに直面し頭真っ白にしないためにもあらかじめ対処法を頭の片隅に入れておくと随分と違うものです。
WordPressを何度も触っていても、直面しないとなかなか調べないような問題などまとまっています。
個人的に嬉しい点
「クライアントにヒアリングしよう」はWordPress案件か関係なく、今後のヒアリングの参考にしようと思いました。
もちろんヒアリング項目の中にはWP特有の確認事項もあります!
サーバー選びで失敗しないために確認しておくことや納品後の技術的なことについてなど後々のトラブルの原因になることもあり、すごく参考になります。
あと、CD-ROMが付録でついているのも嬉しいですね。
とある書籍で買ってすぐに指定サイトからダウンロードしていても数年後紛失することがあり、しかも数年後にはダウンロードできなくなっていることがあったため。
感謝
この本を献本いただいた清野さん、ありがとうございます!
今後のWP制作だけでなく、Web制作においても活用させます。
ビジネスサイトをこれからつくるWordPressデザイン入門サイト制作から納品までのはじめの一歩