「ノンプログラマのためのJavaScript はじめの一歩」について感じたこと、学んだことをまとめます。
対象となる人
本当に一から始めるノンプログラマーにぴったりの書籍。
表紙に書かれている通り、
「一つのサンプルプログラムを通してしっかり学ぶ」本。
勉強しているとよく、「これくらいは常識!」な部分が省略されていることって多いですよね。
基礎の基なルールも丁寧に説明されているので、「何となくこんな感じにするのかな」と言った理解ではなく、きちんと根底から理解することが出来ます。
ですので、スライドのサンプルコードを見て何となく分かるレベルの人でも、
知識の穴を埋め、土台をしっかりさせるのに良い本だと思います。
この本の良いところ
この本の良いなと思うところの一つとして、上でも書きましたが説明の丁寧さです。
「今の説明で分かった部分」と「未知の部分」が色分けされており分かりやすいです。
ここまでの学習で、この部分はまだ分からなくてもよいなどの表記があり、
分からないのが自分の理解力の問題なのか、説明されていないのか、これから説明されるのかがはっきり分かって学習しやすいです。
例えば、
window.console.logは省略出来て「console.log」と書く場合があります。
でも、以下の場合は省略されないことが多いそうです。
window.open()
理由は「新しくウィンドウが開く」という意味が分かりやすいようにです。
書き方の決まり以外に、習慣についても書かれています。
他のソースコードを勉強する際に戸惑うことが少なくなりそうです。
一通りのサンプルコード説明後は、プログラムの読み方と組み立て方が書かれています。
サンプルのスライダーを組み立てるにはどのように考えて、どのように組んでいくかの説明です。
最初から完成品(コード)を書くのではなく、途中で不要になった記述を削除する等の作業があり、本当に「実際」の書き方を学ぶことが出来ます。
また、書き方の失敗例もあり、その場合どのような表示になるのかの解説もあります。
やったこと&やると良いこと
問題を解きながら進めるタイプではなく、例も交えながら基礎を学び、
一つのサンプルコードを理解出来るようにするタイプです。
「プログラムはすべて覚えなくていい」
「プログラムは書かないと覚えない」
とあります。
書いて指に馴染ませるのが良いんです。
まずはこの本を一通り終えて、サンプルコードを書いてみました。
見ずに書くには厳しいので、まずは丸写しして文法「;」や「,」を指に叩き込めればと。
少しずつ身に付けます〜♪